ChatGPT PLUSユーザーにリリースされた「DALL-E3」(ダリ・スリーと読みます)の機能がスゴイと聞いたのでどんな感じなのか触ってみました。
ChatGPT PLUSは課金が必要なので、無料で使用したい場合はbingのチャット機能からDALL-E3を使用することが出来ます。今回は無料で使いたいのでBingバージョンを使ってみます。
無料でDALL-E3を使うならBingのImage Creator
こちらから➡https://www.bing.com/create
上のURLに行くと上のような画面になるので「参加して作成」を押します。
マイクロソフトのアカウントでサインインを求められるので登録したメールアドレスや電話番号を入力し次へを押すとそのパスワードを入力します。
まだアカウントを持っていない又は忘れた方は新しく作成した方が早いと思うので「作成」を押してアカウント登録へ進んで下さい。
作成手順
サインインすると上のような画面になります。
①の欄に日本語で作成したい画像を入力します。文章のような感じでもいいですし、単語で区切ってもOKです。
入力し終えたら右の「作成」を押すと画像が4枚作成されます。
試しにクリスマスの雰囲気の画像を作ってみました。
入力したプロンプトは「クリスマスの装飾をしたヨーロッパの街並み、雪が積もって街の暖かい光が雪に反射している」だけ。
1発目でこんな感じの画像出たらいいな~と思っていたらイメージ通りの画像が出てビックリしました!これはスゴイです!
操作方法を続けます。どれも良さげなんですが1枚目をクリックします。
選んだ画像がアップになり左側にその後の操作方法が出てきます。
①:この矢印で他の画像に移れます。
②:共有➔この画像のURLをコピーできます。
保存➔ImageCreator内に保存出来ます。(枚数か期限に限りあり)
ダウンロード➔自身のパソコンにダウンロード出来ます。
③:ImageCreatorが作ったAI画像という証のBingの「b」が入ります。
※ダウンロードした画像は○○.jfifという形式で保存されます。この形式は普段あまり見慣れない形式で、対応しているところが少ない(実際このブログを作っているワードプレスでも表示されませんでした)のでJPEG等に変換した方が使いやすいと思います。
やり方は簡単で、右クリックで名前の変更で.jfifの部分を「.jpeg」や「.jpg」と直接手入力するだけです。この方法が何にでも通用するわけではありませんが、jfif➔JPEGは手で書き換えてあげればとりあえず認識されるみたいです。
他の画像はこんな感じ
イイ感じに出来上がりました。
SeaArt.AIと比較してみた
同じプロンプトでSeaArt.AIで作成したので比べて見てみようと思います。
SeaArt.AIの方もなかなか素敵な画像になりました。少しリアルな感じですね。この辺は設定やプロンプト次第で色々変更できるのですが今回は特に何も設定しないで出力してみました。
どっちの方が使いやすいの?
どちらも『日本語』でプロンプトを入力出来る点では遜色ないです。
好きな方を使っていいと思います。もしくはSeaArt.AIは設定が豊富だけどその分面倒なのも事実なので使い分けるのも良いかと思います。
あと気になったところは、おそらくSeaArt.AIは内部で日本語を英語に翻訳して英語ベースでプロンプトを読み取っている気がします。その際の翻訳に多少の誤差が生じる時があってプロンプトがうまく反映されない時がありました。
ImageCreatorも内部で翻訳されて英語ベースで読み取っていると思いますが、今のところその翻訳の際の誤差が少ない気がします。少ない回数での感覚なので今後もっと回数重ねていくと誤差を感じるかもしれませんが。
NSFW(職場閲覧注意)画像について
ImageCreatorではNSFW画像はブロックされているらしいのである意味健全に利用が出来ます。
SeaArt.AIはNSFW画像が作成されるのでここも使い分けがされるところかと思います。(何が言いたいかはお察し下さい。)
他はどう表現されるか
人物を生成してみました。
比較対象は「SeaArt.AI」
同じプロンプトでどう変わるか試してみました。
使ったプロンプトは
【日本のアニメキャラクター、一人の男性、侍】
これだけの単純なプロンプトです。
さぁどうなるでしょうか。
まずはBing版DALL-E3
続いてSeaArt.AI
いかがでしょうか?
DALL-E3はプロンプトで指示を出さなくても自動的にそのイメージに合った背景が描かれています。しかもかなりイメージ通り!
そして更に4枚の画像の人物がそれぞれ違うタイプの人物を描いています!
対してSeaArt.AIは背景らしいものはありますが、やはり指示しないとそれなりの背景しか描かれていません。人物のタイプはそれぞれ違ったタイプが描かれています。
SeaArt.AIは選択したモデルやRoLAなど細かい設定が出来る一方、その設定が面倒だったりします。DALL-E3はざっくりした単語だけでここまでイメージを具現化してくれるのには驚きました。
どちらも使い方次第なところがあるので今のところは使い分けてみようかなと思います。
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