子供も大人も日本人なら知らない人はいないと言っても過言ではない人気アニメ『ドラえもん』、
最終回と言われる回は複数あると言われていますが、それぞれの回はコミックスの何巻に収録されているか調べてみました。
前提として、ドラえもんは完結していないのであくまでも「最終回と言われている回」のお話です。
ドラえもん最終回は何巻?
最終回と言われる回は3つあると言われています。
1つ目は、
「ドラえもん未来へ帰る」
1971年3月に『小学四年生』に掲載されたこの話は、
藤子不二雄大全集ドラえもん第1巻に収録されています。
2つ目は、
「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」
1972年3月に『小学四年生』に掲載されたこの話は、
藤子不二雄大全集ドラえもん第1巻に収録されています。
3つ目は、
「さようなら、ドラえもん」
てんとう虫コミックスの6巻に収録されています。
各回のあらすじ
「ドラえもん未来へ帰る」のあらすじ(ネタバレ含みます)
ドラえもんが未来へ帰った後、野比家には次々と奇妙な現象が起こります。夜中にのび太の部屋を多くの人が歩き回ったり、壁に落書きがされたり、パパのライターが盗まれたりします。
これらの現象は、未来の世界から「タイムマシン」で現在の世界を訪れる観光客によるものでした。その中には、新婚カップルのマリオとルリコ、古代の服や学校に興味を持つ親子、何でもお金で解決しようとする男性、そして全世界で指名手配されている殺し屋ジャックなど、様々な人々がいました。
のび太はこれらの観光客による迷惑行為をセワシに訴えます。するとセワシは、「時間旅行規制法」が制定され、今後は「タイムマシン」による時間旅行が禁止されることを告げます。ドラえもんもこの法律の対象となり、未来の世界へ帰ることが決まってしまいます。
のび太はドラえもんの手を握り、「帰さない」と抵抗しますが、ドラえもんは「男だろ!これからひとりでやっていくんだ。きみならできる!」と励まします。
最後に、ドラえもんは涙を浮かべながらのび太に別れを告げ、「タイムマシン」で未来へ帰っていきます。のび太は机の引き出しを少し開けて、「つくえの引き出しはただの引き出しにもどりました。でも…、ぼくは開けるたびにドラえもんを思いだすのです」語り、物語は終わります。
このシーンは、のび太とドラえもんの深い絆と、別れの切なさを強く印象づけますね。
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