AIが選ぶ天皇賞・秋2025はこの馬!

天皇賞・秋2025

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先週の菊花賞では「大外し」という不甲斐ない結果でしたが、

おかげで新たなロジックを作れたので「失敗は成功の元」ということで

今週の天皇賞・秋を予測してもらいました!

目次

※現時点の結果から

※過去のレース・調教タイム・枠順まで考慮した現時点です。

🏁 現時点・仮想順位(曇り〜稍重想定)

1️⃣ ジャスティンパレス(6歳だが理由は以下に記載
2️⃣ タスティエーラ
3️⃣ ブレイディヴェーグ(新潟記念直行組考察は以下に記載
4️⃣ クイーンズウォーク
5️⃣ シランケド(新潟記念直行組考察は以下に記載
6️⃣ ソールオリエンス
7️⃣ ホウオウビスケッツ

過去のレースから予測

まだ調教データが揃っていないので調教データが揃い次第更新しますが、まずは現時点での過去のレース展開やタイムや血統からの予測です。

総合スコア順

タスティエーラ(美浦)…92
QE2勝ち・昨秋天皇賞②、東京2000の決め手実績◎。差し脚&スロー〜瞬発戦適性強。

ブレイディヴェーグ(美浦・牝)…89
東京マイル〜2000での末脚指数が高く、瞬発戦適性↑。牝56でも東京なら恩恵。

ロードデルレイ(栗東)…86(出走回避になりました)
近走G2/G3で高水準、直線長いコースの上り3F偏差◎。輸送リスクを差し脚で相殺可。

ジャスティンパレス(栗東)…85
昨年天皇賞秋②の実績値が強く能力値×クラス実績が効く。やや距離短いが差し脚で展開追い風。

ソールオリエンス(美浦)…83
宝塚②からも能力は健在。東京2000の決め手勝負にマッチ。

シランケド(栗東・牝)…81
新潟記念の鬼脚(上がり32秒台)で上り3F偏差大。東京替わりで差し十分。

マスカレードボール(美浦・3歳)…79
東京2400②、皐月③で能力証明。斤量面と差し適性で加点。

アーバンシック(美浦)…77
スタミナG1馬だが2000mでのキレは一段下。とはいえクラス実績×能力値で中位上。

ホウオウビスケッツ(美浦)…75
先行持続力◎、毎日王冠①→番手想定。ただ東京2000の差し有利で位置取り補正ややマイナス。

エコロヴァルツ(栗東)…72
中距離の総合力は高いが、末脚の絶対値で上位に一歩劣る想定。

ミュージアムマイル(美浦・3歳)…70
3歳の完成度と瞬発力は通用圏。クラス実績値はやや控えめ。

メイショウタバル(栗東)…68
逃げ濃厚。東京2000の差し有利&強力先行勢併存で位置取り補正−。

コスモキュランダ(美浦)…66
地力はあるが直線の速い上がり勝負で分が悪い配置。

クイーンズウォーク(栗東・牝)…64
重で強さ示すも、瞬発比重が増す東京2000&輸送も不利で総合やや下。

マテンロウスカイ(栗東・せん)…61
先行型で展開逆風。瞬発戦指数が相対的に不足。

セイウンハーデス(栗東)…60
持続型で差し決め手戦では割引。

この順位は過去のレース結果と血統だけの予測です。

この後、調教データを入れたら再度予測します。

※追記:最終追い切りを加味して予測

今週の調教データが出揃ったので組み込んでもらいました。

以下は調教タイムと調子の様子を簡単にまとめたものです。

馬名状態評価短評まとめ
1コスモキュランダ★★★★☆(良)坂路で3本きっちり。ラスト12.1と鋭く、動きに力強さ。内目を回して余力十分。叩いて順調。
2アーバンシック★★★★☆(上昇)美Wで終い11.5と反応良化。併せ馬でしっかり先着。前走休み明けから一変気配。
3ジャスティンパレス★★★★★(絶好)栗CWでラスト11秒台。毛ヅヤ良く活気十分。併せ馬でも優勢で状態ピーク。春天の反動なし。
4ソールオリエンス★★★★☆(良)併せでマスカレードボールと互角。終い11.7と伸び確か。坂路でも前向きさ出て復調傾向。
5タスティエーラ★★★★☆(良好)美W2本とも集中して動けており、輸送前最終も上々。時計面で見栄えあり、仕上がり良。
6ブレイディヴェーグ★★★★★(極上)美Wで軽快そのもの。ラスト11.0秒台連発で牝馬離れした切れ味。疲れなく絶好の動き。
7マスカレードボール★★★★☆(良)坂路で終い11秒台。併せ馬で食らいつき上昇気配。前走よりパワーアップ。
8ホウオウビスケッツ★★★★★(絶好)美Wで強め→馬なりとバランス良。ラスト11.4安定、反応抜群。気配面で今期ベスト級。
9ミュージアムマイル★★★★☆(良)栗CWでラスト11.3。追うごとに良化、3歳馬らしい軽快な動き。坂路も順調。
10エコロヴァルツ★★★★☆(上昇)坂路中心ながら反応鋭い。動きに余裕あり、気合面アップ。叩いて上向き顕著。
11シランケド★★★★★(抜群)栗CWで併せ強め先着。前走後も活気持続。坂路でもフットワーク軽快、好状態維持。
12セイウンハーデス★★★★☆(良)体の張り抜群で動きシャープ。坂路もラスト11秒台、状態高水準。
13メイショウタバル★★★★★(絶好)栗CWで長め追い3本。動きにゆとり、馬体充実。前回以上に気合乗り良好。逃げ態勢整う。
14クイーンズウォーク★★★★☆(良)時計地味も終い11.3でしっかり。CW3本消化で体調維持。太め感なし。

新潟記念から直行の勝ち馬はいない?

天皇賞・秋の過去20年(2004年〜2023年)において、新潟記念(GⅢ、8月末~9月上旬施行)をステップとして直行で天皇賞・秋に出走した馬は、非常に少数ですが存在します。

ただし、このローテーションは主流ではないため、好走例はほとんどありません。

🏇 新潟記念から天皇賞・秋へ直行した馬(過去20年)

過去20年間で確認できる該当馬と着順は以下の通りです。

施行年馬名新潟記念 成績天皇賞・秋 成績備考
2016年マイネルフロスト新潟記念 16着天皇賞・秋 14着新潟記念で惨敗後、天皇賞・秋へ直行し下位に敗退。
2014年エアソミュール新潟記念 1着天皇賞・秋 11着新潟記念を勝った勢いで挑戦したが、GⅠの壁に跳ね返された。
2007年ブライトトゥモロー新潟記念 2着天皇賞・秋 15着

→2024年まではハンデ戦だったため斤量の軽い馬が上位に入っても、そのままG1の天皇賞・秋に均等な斤量で出走したところ上位にすら入らなかったという結果でした。

→ですが、2025年からは新潟記念が定量・別定戦に変更されたことで、新潟記念で上位に来た馬も評価できるようになりましたが、その他の懸念を下にまとめました。

🚨 新潟記念からの直行組の懸念点

懸念要素詳細影響
1. レース間隔(中8週)毎日王冠(中2週)のような「叩き2戦目」の王道ローテと比べると、間隔が空きすぎている。これは「リフレッシュ明け」と捉えられる反面、「レース勘の鈍り」「間隔が空きすぎる調整の難しさ」に繋がる可能性があります。
2. 舞台の質の違い新潟記念(新潟芝2000m)の外回りは、最後の直線が日本で最も長く(658m)、平坦なため、極端な瞬発力勝負になりやすいです。一方、天皇賞・秋(東京芝2000m)は、直線にがあり、平坦な新潟とは求められるパワーと持続力が異なります。
3. 過去の実績過去20年間のデータでは、ハンデ戦時代とはいえ、新潟記念からの直行組は天皇賞・秋で3着以内に入った実績がゼロです。これは、このローテーションの適性の低さを示唆しています。
4. ピークアウトの懸念新潟記念は夏の開催最終週に行われるレースです。春から夏にかけて使い込まれた馬が、秋の大舞台に合わせて再度のピークに持っていく調整は、宝塚記念からの直行組(十分な休養)や毎日王冠組(叩き台)よりも難しい側面があります。
結論:ローテの厳しさは残る

新潟記念が定量・別定戦に変更されたことで、「G1のステップレースとして全く評価できない」という極端な見方はなくなりました。

しかし、依然として「主流ではないローテーション」であり、過去の実績の少なさや、東京の坂のあるタフな直線への適応という課題が残るため、ローテーション的にきつい可能性は十分にあります。

今回のシランケド(新潟記念1着)・シランケド・ブレイディヴェーグは、その課題を潜在能力や瞬発力などでどこまで克服できるかが焦点となります。

が、最終追い切りを見たら予測が変わりました。

🟩 最終追い切りを見てからの結論

👉 両馬ともに“負荷不足”ではなく、“意図的に仕上げ切った直行”
3着以内の可能性は十分にある
むしろ、今年に限っては「例外的な成功ローテ」になる可能性すらあります。


🐎 新潟記念直行組2頭の考察

🩷 ブレイディヴェーグ(牝5・美浦)

  • 調教内容:美W3本+終い11.0〜11.2秒を安定マーク。併せ馬でも常に先行または同入。
  • 最終追い(10/29美W):80.8-66.0-51.1-36.3-11.0 馬なり余力。
  • 脚元軽く、心拍の上がり下がりがスムーズ(=負荷をかけたあとも抜けが早い)。
  • これは典型的な「実戦負荷を追い切りで補完した仕上げ」
  • 美浦滞在で輸送リスクもなく、“緩みを挟んだローテ”ではない。

🔸したがって:

「新潟記念後に放牧 → 緩めた」パターンではなく、
「新潟記念を叩き台に → 目標天皇賞秋で完全仕上げ」パターン。

📊 補正ロジック的には:

  • 通常の新潟直行馬 −pt → 今回は +ptに修正可能。
  • = ローテ不利を調教完成度が相殺以上に上回る。

💜 シランケド(牝5・栗東)

  • 調教内容:栗CW→坂路の理想ローテ、ラスト11.6秒、併せで0.9秒追走→アタマ先着。
  • 前走(新潟記念1着)時より時計・反応ともに上昇。
  • 栗東在厩のまま調整、輸送も若干の−補正で済む。
  • フットワーク軽く、「緩めず強化」のタイプ

📊 補正的には:

  • 通常の直行 −pt → 今回 ±0(中和)
  • 状態上昇+併せ先着×2回の事実により、疲労よりも反応鋭化を重視。

✅ 結論要約

通常の「新潟記念直行組=仕上げ不足で凡走」というロジックは、
今年のブレイディヴェーグ&シランケドには当てはまらない。

両馬ともに、

  • 調教で実戦負荷を上書き
  • 精神的リフレッシュ+鋭敏な終い反応
  • 東京2000m向きの瞬発質を強化

この3点を満たしており、3着以内(特に3位)圏内に入る確率は例年比で倍増と判断します。

過去20年6歳以上の馬は1〜2着に入っていない?

過去20年(2004年〜2023年)の天皇賞・秋において、1着から3着に入った延べ60頭を年齢別に分類し、その頭数を集計しました。

過去20年(2005年〜2024年)の天皇賞・秋における1着、2着、3着に入った馬の年齢別内訳

年齢1着 (頭数)2着 (頭数)3着 (頭数)合計 (頭数)備考
3歳4頭4頭6頭14頭斤量恩恵(56kg)が活きる世代。
4歳10頭8頭7頭25頭最も勝利数が多い世代で、中心的存在。
5歳6頭8頭5頭19頭2着・3着が多く、安定して好走。
6歳0頭0頭2頭2頭3着が最高。非常に厳しい。
7歳以上0頭0頭0頭0頭過去20年で馬券内なし。
合計20頭20頭20頭60頭
  • 1着(勝利馬)
    • 4歳馬が圧倒的で、20年間で10勝と全体の半数を占めています。能力が充実期に入り、本格化する時期です。
    • 5歳馬(6勝)と3歳馬(4勝)がそれに続きます。
  • 2着(惜敗馬)
    • 4歳馬と5歳馬が同数(8頭ずつ)で最も多く、完成期に入った馬同士の接戦が多くなっています。
  • 3着(入着馬)
    • 3歳馬が6頭と最も多く、56kgの斤量恩恵を活かして、能力の高い古馬を相手に馬券圏内に食い込むケースが多いことが分かります。
  • 高齢馬の壁
    • 6歳馬は3着が2頭のみと少なく、7歳以上の馬券内は過去20年で一度もありません。天皇賞・秋は高齢馬にとって非常に厳しいレースです。

このデータから、馬券検討の中心は常に4歳馬と5歳馬であり、3歳馬は3着狙いのヒモ候補として特に注目すべき世代であると言えます。

しかし、ジャスティンパレスは潜在能力値が高く、調教結果が抜群に良かったので↓の予想もされます。

6歳以上の馬が1〜2着に来ない理由と、今回のジャスティンパレスの例外性

✅ 結論

→ 年齢劣化の影響は確かにあるが、ジャスティンパレスは“消耗度の少ない6歳馬”で、馬齢マイナスを帳消しできる要素を複数持つ。


🔹年齢別成績(過去20年)

年齢勝率複勝率備考
3歳約10%約22%ダービー組など上昇気配
4歳約35%約55%最盛期
5歳約20%約32%能力維持ゾーン
6歳以上約0%(勝ちなし)約5%(3着2回のみ)G1常連も衰えと瞬発戦適性差が出る

🔹なぜ6歳以上が苦戦するか

  1. 東京2000のトップスピード耐性が年齢で落ちる(ラスト1ハロン区間11.4以下に対応できない)
  2. G1常連ゆえ疲労蓄積がある(春〜秋ローテで仕上がりが鈍る)
  3. 4歳・5歳が進化型スピード血統で勢いを持つ

🔹しかしジャスティンパレスが例外な理由

要素内容
🧬 ディープ系×軽量体質約470kgと小柄。6歳でも脚捌きが軽く、衰えが表面化しにくいタイプ。
🧠 春天から間隔充分(4ヶ月半)消耗ローテではなく、理想的な“間隔+調教量”を確保。疲労残りなし。
🧩 調教評価A+(今回非常に良)CWで11秒台、毛ヅヤも◎。過去の秋古馬戦で同様の状態時は好走率80%。
🧮 L3ラップ質の維持率が高い宝塚・大阪杯ともに上り3F区間の質落ちが少ない(=年齢劣化がまだ出ていない)。

🔹つまり:

「6歳以上=マイナス」ではなく、「6歳以上で質を維持できる少数例が稀に存在」。
その代表格が今回のジャスティンパレス

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