8月23日発売のForbesJAPAN10月号では、「30才未満の30人」を選出する「30 UNDER 30」を発表しました。
今回、ENTERTAINMENT部門で選ばれたのは、漫才コンビ「令和ロマン」の高比良くるまさんです。
なぜ高比良くるまさんが選ばれたのか調べてみました。
高比良くるまが『世界を変える30歳未満の30人』に選ばれた理由
彼が選ばれた理由は、そのユニークなスタイルと、漫才に対する独自のアプローチにあります。
それはどういう事か?以下で説明します。
型破りな姿勢で挑む高比良くるま
高比良くるまさんは、2023年にM-1グランプリで優勝した「令和ロマン」のボケ担当です。
「目標は立てず、主観で動く」という型破りな姿勢で令和のエンタメシーンを切り開いています。
彼は「やりたいことをやる」という純粋な欲望に忠実でありながら、同時に漫才の芸風がまだ確立していないことへの不安も抱えています。
短期間での成功とその後の挑戦
「令和ロマン」はデビューからわずか5年8カ月でM-1グランプリの王者となり、史上最速での優勝を果たしました。
しかし、くるまさんはその成功に満足することなく、今年も再びM-1に挑戦すると宣言しています。
その理由について、彼は「単純に出たいから出るんです」と語り、常に新しい挑戦を求める姿勢を見せています。
「主観」と「客観」のバランスを探る漫才師
高比良くるまさんは、自らのキャリアを「客観と主観」という言葉で表現しています。
彼にとって、数年後の目標を見据えて行動するのが「客観」だとすれば、「主観」は現在の欲望に従って行動することです。
くるまさんは、客観的な目標設定を捨て、今を見据えて動く主観的なスタンスを貫いています。この独自の視点こそが、彼を「30 UNDER 30」に選ばれる一因となったのでしょう。
<「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」の審査基準>
漫才のための新しい挑戦
最近では、くるまさんはお笑いに関係のないピンの仕事も増やしており、それが漫才にどのように還元されるかを模索しています。
彼は「お笑いの外の仕事も今興味のあることをやっているだけです。それがどんな型につながるのか全然想像つかないし、失敗する可能性もあります。しかし、主観で動き続ける」と語り、常に新たな可能性を探りながら漫才の世界を広げています。
高比良くるまさんが「30 UNDER 30」に選ばれた背景には、彼の「主観」で突き進む姿勢と、新しい挑戦を恐れない精神があるのです。彼の今後の活躍から目が離せません。
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