こんにちは。
今まで画像生成AIをいくつかご紹介してきましたが、
今回はなんと「音楽」です。
ついにAIで誰でも音楽を作れる時代になってしまいました。
画像を作るAIの事を「画像AI」とか「画像生成AI」と呼ばれていますが、音楽を作るAIの事はなんて呼ぶんでしょうね？「音楽AI」とか「音楽生成AI」でいいのかな？「AI音楽」とか「AIミュージック」とでも呼ばれるんでしょうかね。
とりあえずここでは、なんとなく呼びやすい「AI音楽」と呼んでいこうと思います。
今回ご紹介する「AI音楽」はこちら
『Beat Bot』
こちらのBeat Bot、画像AI同様にプロンプト（AIに指令する言葉）を入力するだけで音楽が作成できてしまいます。
さっそく使い方を見ていきましょう。
Beat Botの使い方
Beat Bot公式HPはコチラ➡https://beatbot.fm/
こちらから入ると下の画面のように最初だけ色々英語でウィンドウが出てきます。
各ウィンドウの説明をすると、
①GPT-3 is currently experiencing on ouage which offects BeatBot.Stay tuned.
➡訳：GPT-3は現在、BeatBotに影響を与える障害が発生しています。
どういう意味だろう？すいませんちょっと何言ってるかわかりませんでした。
②We use cookies and collect some basic information to improve your experience on our site.
By continuing to use this site you agree to both our Terms of use and Privacy policy
➡訳：当社では、お客様の当社サイトでの体験を向上させるために、クッキーを使用し、いくつかの基本情報を収集しています。本サイトの利用を継続することで、利用規約とプライバシーポリシーの両方に同意したことになります。
まぁこれはよくあるやつなのでOK押します。
③➡アップデート情報や近況報告なのでこれもOK押します。
こんな画面になります。
①：ここにプロンプト（作成してほしい言葉）を入力します。
②：プロンプトを入力し終えたらGenerateを押すとすぐに音楽の生成が始まります。
今回は簡単に「Rock」と入力してみました。
出来上がった音楽はコチラ⇩
出来上がった曲が気に入らなければ
Retry:同じプロンプトで作り直します。
Start again:プロンプト入力画面に戻ります。
出来上がった曲が気に入ってこれをダウンロードしたいとなったら
「・・・」のMoreを押します。
「Download audio」をクリックするとダウンロードが始まります。
歌も歌わせることが出来る
プロンプトにfemale singer（女性歌手）とかmale singer（男性歌手）と入れると勝手に適当な歌詞で歌まで入れてくれます。
更に！
このように文章を英語で入れるとこの文章に近い歌詞で歌を歌ってくれます！
上の画像は
ロック、男性歌手、歌詞＝「桃太郎さん、お腰に付けたきびだんご、ひとつ私に下さいな」を英訳した文です。
この状態でGenerateを押すとこうなりました⇩
（歌詞）Gonna get me a kibidango, just like Momotaro-san Put it on my waist, never let it go Gonna follow his journey, his tales of courage and woe Searching for the ogres, there’s no place he won’t go
（訳）桃太郎さんみたいにきびだんごを買ってきて
腰につけて、離さない。
旅に出よう 勇気と哀しみの物語を
鬼を探す、行かないところはない。
なんかプロンプトに入力した内容より壮大になっていますね。
女性歌手にするとこうなりました⇩
（歌詞）A journey of a thousand miles, starts with a single step
Pack your bags, don’t forget the Kibidango
On a quest to find Momotaro-san, seen only in dreams
And a bag of courage to help set you free
赤マーカー付けた所聞いてるとジワりました。
（訳）千里の道も一歩から
荷物をまとめて、きびだんごも忘れずに。
夢の中の桃太郎さんを探す旅へ
そして、あなたを自由にするための勇気の袋。
なんかもう桃太郎と違う話になってますね。
と、こんな感じで歌詞を入れたり女性や男性を歌手に指定出来たりと無料のAI音楽ツールにしてはかなりのハイクオリティになっているのではないでしょうか。
著作権関係はどうなの？
公式HPに以下の文言が書かれています。
The AI is trained on data collected and owned by splash,as well as data freely available under Creative Commons license.
訳すと「このAIは、スプラッシュが収集・所有するデータ、およびクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで自由に利用できるデータを使って学習されます。」
となっています。要するに著作権を侵害しないように作られているという事で安心して使えますね。
以上、最後まで見て下さってありがとうございました。
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