ハンモックって実は寒いんです
これはハンモックのメリットでもありデメリットでもあります。
背中が布1枚でその下を風が通る為背中がスースーします。夏の暑い日にはこれが気持ち良くてテントで寝るより涼しいんですが、気温が20℃を下回ってくると寝ている時に背中の冷えが気になってきます。
気温15℃くらいになると寒くて寝てられなくなります。マイナスじゃないですよ?
+15℃です。
そんな時に使うのが『アンダーキルト』略してアンキルと呼ばれます。
アンキルをハンモックの外側に張り付けるように設置すると背中がじんわり暖かくなりゆっくり眠る事が出来ます。
※アンキルの設置方法については後日まとめます。
上に掛ける毛布などよりアンキルの方がよっぽど重要です。体感ですがアンキル7割、上に掛ける物3割、それくらい重要だと思います。
逆に言うとアンキルさえ暖かい物であれば上に掛ける物はある程度妥協できるとも言えます。
では、アンキルにはどんな物があるか見ていきましょう。
アンダーキルトの種類
アンキルには寝袋と同じくダウン素材のものと化学繊維素材のものがあります。どちらにもメリット・デメリットがありどちらも大まかに使用温度が設定されています。
ダウン素材のメリット
・温かい
・軽い
・仕舞寸法が小さい
ダウン素材のデメリット
・購入価格が高い
・濡れたら保温性能が落ちる
・日本国内で買える種類が限られている(海外通販を使用すると増える)
化学繊維素材のメリット
・購入価格が安い
・破けても中綿が飛び散らず応急処置が出来る
・洗いやすい
化学繊維素材のデメリット
・ダウン素材と比べたら暖かくない
・仕舞寸法が大きくなる
アンキルを実際に使った使用感
私はどちらも所有して両方の素材を使ってみました。
最初に化学繊維素材のギアトップの5℃まで対応のアンキルを購入してみました。
5℃まで対応という事だけあって、それくらいの気温まではこのアンキルで充分暖かかったですが、ある日マイナス3℃まで下がった日がありこのアンキルだけだと背中からの冷えが寒くて途中で目が覚めてしまいました。
化学繊維素材の物でもマイナス5℃まで対応というのがあったのでそっちを買えば良かったかなとちょっと後悔しました。
まぁそれでもキャンパーの端くれ、キャンパーたるもの持っているもので工夫して苦難を乗り越えるべし!と昔誰かが言っていた気がするので、その時は持参していたキャンプテンスタッグのEvaマットを中に敷いてみると背中の冷えは感じられず快眠することができました
私は通年ハンモックでキャンプをしたかったので冬はこのアンキル+Evaマットでしばらくハンモック泊をしていたんですが、マットが寝てるときにズレてきたりいちいちマットを持参するのが煩わしくなってきたのでダウン素材のアンキルを購入を検討することになりました。
次回、『ダウン素材のアンキルはどうやって購入するの?」です
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