前回の記事では
冬の極寒キャンプで快眠する為に
NANGAのダウンシュラフを探し始めました。
しかし、スペックとお値段が自分のお財布的に
うまく合わなかったので保留になっていました。
NANGAとの秀岳荘コラボシュラフを発見
そんな時にふと道民キャンパーお馴染みの秀岳荘に行ってみると
何やら見たことないNANGAのシュラフが売っているのを見つけました。
その名も
『NANGA×秀岳荘オリジナルダウンバッグ1000STDハイブリッド』
要するにNANGAが秀岳荘とコラボしたオリジナルシュラフらしいです。
何種類かあり私のは
・ダウン量1000g
・フィルパワー650FP
・対応下限温度はマイナス20℃に設定されているから快適温度はおそらくマイナス8~10℃前後か
・ハイブリッド・・・??(後述します)
・お値段(当時)36800円位だったような・・・そこから秀岳荘10%引きセール、更にメンバーズバッグ利用で5%引きで32000円切るくらいで買える
コ レ だ !!!!
即買いました笑
品名にある『ハイブリッド』とは?
シュラフの上半分は普通のサラッとした生地だが、
下半分はオーロラと同じ生地を使用しているらしいです。
メリットとしては以下のような感じ、
・オーロラ生地は下半分だけなのでコストが掛かっていない=販売価格が抑えられる
・背中側が雨や汗などの水分で濡れてもダウンに影響がない
・体重の掛かる背中側の生地の耐久性がUP
・背中側からくる冷えを若干防げる(気持ち程度だと思うが)
デメリットというか使用していて気になる部分は以下
・シュラフの上部がテント内の結露に触れることが多いので上半分をオーロラ生地にした方が良かったのではないかと思う
気になった点は上記1点だけで
値段を考えたらコスパはかなり良いと思います。
実際に氷点下10℃以下で使用した時の感想
真冬の雪中キャンプで使用しました。
夜、寝る時はストーブを消して寝ます。
この日の夜の最低気温は氷点下14.8℃
上半身インナーも含めて3枚、下半身2枚でチャレンジ。
噂に聞いたところによると
ダウンシュラフは自分の体温を保温して暖かくなるから
ヘタに厚着してしまうと体温がうまくシュラフ内に循環しなくなり逆に寒くなってしまう
と聞いたことがあったので
そこまで何重にも厚着をしないでシュラフ内に入りました。
それと寝てから寒くて目が覚めたら
お湯を沸かすのが面倒なので
念の為、足元に湯たんぽを置いて就寝。
1回目の目覚め
頭までフードを被っていたが、
首元から冷たい風が吹き込んできて
首回りが寒くて一度目が覚める。
上半身や足元は暖かい。
首周りのドローコードを絞って
なるべく隙間を埋めて再び寝る。
2回目の目覚め
今度は顔が冷たすぎて目が覚める。
上半身や足元は暖かい。
顔までシュラフ内に潜って
就寝を試みる。
その後・・・
次に目が覚めたら朝でした。
湯たんぽを使いましたが
顔の冷たさを回避すれば
氷点下14℃でも自分は寝ることが出来ました。
総評
この価格でマイナス14℃という温度域を
寝れるなら充分だと思います。
総じて高コスパのシュラフだと実感しました。
ハッキリ言って超おすすめです!
さすがNANGA!さすがダウン!
もちろん背中側の冷気を遮断する為にR値の高いマットは必要です。
2023年11月 追記:寒さに弱い妻が使った感想
先日、妻とキャンプに行った際に一つしかないNANGA秀岳荘モデルを妻に貸してあげました。
この日の最低気温は-2℃となり霜が降りテントに付いた水滴が凍っていました。
朝方妻にNANGAどうだった?と聞いたら
全く寒くなかった!家で寝てるみたいにポカポカだった!
この布団スゴイよ!本当にスゴイ!
と、超絶寒がりの妻でもご満悦の様子でした。
氷点下で必須のマットに関して簡単に説明したのでコチラを参考にしてください。
ダウンシュラフの注意点!
ダウンシュラフは中のダウンがしっかり膨らまないとエアポケットが出来ずシュラフ本来の能力が発揮できません。寝る直前に収納袋から出してすぐにシュラフ内に潜ってもなかなか暖まらずに寒い思いをすることになります。
実際に私は秋頃、外気温が3~5℃位の時に大丈夫だろうと高を括って日中にシュラフを用意せずに寝る直前にシュラフを収納袋から出して睡眠についたところすぐに寒さで目を覚ましてしまいました。
ダウンシュラフは必ず日中に収納袋から出してダウンを膨らませておきましょう
※追記
2023年1月に秀岳荘に見に行くとこのハイブリッドNANGAが進化していました。
足元はぐるっと1周オーロラ生地になっていて結露対策がされていました。
それ最初からやってほしかったなぁ・・・(^^;)
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